近隣の町内会の自主防災組織リーダーの方が、「組織立ち上げ時は、防災だよりを充実した内容で、年に4回発行してたんだけど、最近は発行してないんだよ。」とおっしゃっていた。
その時に、「どうしてやめちゃったんですか?」と聞いてみると、
その答えが、「もうネタが切れちゃってね。」だった。
皆さんも、似たようなことを経験されていませんか?
ご近所の後期高齢女性のおしゃべりの会(週1開催)を運営して、今年で3年目に突入しました。大半が80代のおばあちゃんなので、もともと関心あるテーマ以外は、基本、馬耳東風です。
別の言い方をすると、伝えると伝わるの違いです。
母も含め80代のおばあちゃんと向き合う環境に慣れてしまったせいか、大事なメッセージは、ことあるごとに、何度も何度も、くりかえし、手を変え品を変え、伝えることにしています。時には、紙面で手渡したりもします。
冒頭のリーダーの方にも、住民に浸透させるには、毎年同じ内容でもいいと思いますよ、と話しておきました。数ヶ月後に会った時に、防災だよりを再開したと伺って、よかったなあと思いました。律儀に御礼も言われたので、とても嬉しかったです。
くりかえしでいいんだと考えると、ふっと肩の荷がおりることもあります。
誰もが発信する時代だからこそ、くりかえしは、ストレスを軽減するための必須のスキルとも言えます。
文才のない私は、ほんと助かってます。
皆さんも、ぜひ、お試しください。