町内会・自治会の可能性(その1)目的

皆さんの地域に町内会・自治会はありますか?

現在、日本の町内会・自治会の組成率は世帯数で約50%と言われている。
私が住む、千葉県成田市も同様で、約50%です。

町内会会則に記載されている目的は以下の3点です。
(1)共同の利益を維持・増進する
(2)会員相互の親睦を深める
(3)良好な生活環境を保持する
記録上は約40年、変わっていません。

令和元年の今年度、町内会会則の目的を見直す予定です。
上記3つの目的は大切なことですが、もう少し別の切り口で、より具体的な表現にするともっと良くなると思います。上記3つの目的はそのままの表現で残して、いくつか追加するカタチでもいいと思います。

せっかくなので、住民の皆さんからも、候補を募りたいと考えています。
もちろん、理事会でも案は議論します。

目的について、住民の皆さんと時間をかけて何度も議論したいです。今後の施策などを議論する中で、1つの方向性となり、判断基準となるからです。

個人的には、「地域共生」「地縁」という言葉は、これからの時代の旗印としてとても大事だと思っています。

多くの住民が、町内会活動に無関心で、活動自体も停滞している今こそ、新しいことに挑戦する必要があります。
地域力に大きな期待がかかる反面、ご近所のつながりの希薄化が社会問題化して長い時間が経過していますが、解決の道筋は立っていない状態です。

すでに今ある、地縁組織の町内会・自治会には、これからの異次元の超高齢社会かつ人口減少社会に立ち向かう中で、大きな役割を果たせる可能性を秘めています。

他の地域の事例も参考に、100点満点の絵を書くのではなく、30点でもいいから、試行錯誤前提で、簡単にできることから、まず一歩を踏み出してみることが重要です。

ぜひ、皆さんの地域の町内会・自治会の活動、あるいは町内会・自治会がない地域では、その代替となるコミュニティ活動などについて、皆さんが日頃どう思っているのか、教えてください。共有していきましょう。

また、このブログタイトル「町内会・自治会の可能性」は、世の中の新しい事例や、私の地域だけでなく、回りの地域などの取組みや挑戦について、ほぼリアルタイムで、うまくいったことも、うまくいかなかったこともご紹介していこうと思います。失敗は最高の教科書とも言われてますから。

ご意見、ご質問など、ぜひお待ちしています。