皆さん、災害時の避難所には2種類あることをご存知ですか?
1つは、一次避難所である「避難場所」で、2つめは、二次避難所である「指定避難所」です。
「避難場所」は、町内にある集会所や公園などが該当します。
「指定避難所」は、行政が指定している避難所で、主に小中学校や公民館などが該当します。
2つの避難所の運営については、
「避難場所」の運営は、地域住民からなる自主防災組織が行います。自主防災組織は町内会・自治会と同一の場合と、町内会・自治会とは別組織の場合があります。
「指定避難所」の運営は、行政職員(その地域在住)、学校関係者(校長・教頭など)及び町内会・自治会の代表者の三者が協力して運営します。具体的には、その三者で指定避難所運営委員会を設立して運営します。
実際の避難行動のイメージは、まず「避難場所」に行きます。その次に「指定避難所」に行くかどうかは、主に以下の2つの基準で判断することになります。
その2つとは何でしょうか?
1つは、グランドや体育館を宿泊場所にしたいと考える場合です。自宅が半壊・全壊でなくても、余震が心配な方、そもそも独居で心細い方なども含まれます。
2つめは、医療や介護やメンタル面で、行政の防災本部との情報交換(医療・介護・福祉などのサービスに関する)が行われる、指定避難所の方が安心と考える場合です。
皆さんの地域では、住民参加型の避難行動訓練は行われていますか?
実は、私の地域では、最寄りの小学校を指定避難所とする避難所運営委員会(地域として近隣4つの町内会・自治会が参画)が立ち上がったのが昨年の12月で、先月6月に運営委員による避難所受入訓練を実施して、今秋に、はじめての住民参加型の訓練を実施予定です。
今日の夜も、小学校で作戦会議です。