町内会・自治会の可能性(その4)魚の目でみる

魚の目とは、時代の流れを見ること、トレンドを見ることです。

今回は、社会の変化、新しいカタチ、目指す方向性の3つの論点で話を進めます。

「社会の変化」です。
・世帯は、核家族化、シングル化
・社会は、ストレス社会、孤独社会、格差社会、分断社会、非寛容社会
・社会的課題の土台は、異次元の超高齢社会かつ人口減少社会

町内会・自治会の「新しいカタチ」の一般事例です。
・活動の統廃合(回覧板の廃止、防災・防犯に特化など)
・複数の町内会(自治会)の連携(会議やイベントの共同開催など)

「目指す方向性」とは、言い換えると、次世代に何を残せるかです。
・地域共生社会
・時代に合った地縁社会

では、なぜ「地域共生社会」なのでしょうか。

理由は2つあります。
1つは、時代の流れ、社会の変化をみると、これからは、SNSやIOTやAI等の時代であっても、日本社会のムラや、江戸時代の長屋の人付き合いに近い方向性に、大きく揺り戻しがくると予測できるから。
2つめは、地域共生社会に向かう過程で、複数の社会的課題が同時包括的連鎖的かつ根本的に解決されることが期待できるから。

あなたにとって、「地域共生社会」とは?
ぜひ、お考えをお聞かせください。