認知症本人の言葉

皆さん、2025年に、軽度認知障害も含めた認知症の患者数が、
高齢者の3人に1人の割合になることをご存知ですか?

今後、団塊世代がすべて後期高齢者入りする2025年問題が顕在化する過程で、認知症本人が「できるだけ長く、慣れ親しんだ自宅と地域で、自分らしく生活する」ために、あなたは何ができますか?

今回は、手元にある数冊の本などから、認知症本人の言葉を抜粋しました。
これから、より一層、認知症本人が発信する機会が増えていきます。
皆さん、ぜひ、一つひとつ、じっくり味わってください。

「認知症の人は普通の人です」

「できなくなったことを嘆くのではなく、できることに目を向ける」

「ゆっくり待ってくれれば出来ることはたくさんある」

「ちょっとした手助けがあれば、いろいろなことが楽しめる」

「自分も役に立っているんだって思いたい」

「はれものにさわるように接しないで」

「しからないで笑って許して」

「本当は、自分がこわれていく不安に押しつぶされそうです」

「認知症になると、不便だけれど、不幸ではない」

「一人ひとりの認知症がある」

「してもらう、してあげる、より、一緒にしたい」